レッツエンジョイスポーツ!2021
更新日:2021年12月23日
ジュニアスポーツフェスティバル
草津市では毎年、「スポーツを通して、すべての子どもに感動を」をコンセプトとして、市内の公立小学校全14校の6年生を対象に、「ジュニアスポーツフェスティバル」を開催しています。
しかし、立命館大学クインススタジアムに市内全小学校から集まっての大会は、新型コロナウイルス感染症の影響で、残念ながら昨年度から中止されました。
開催時の様子
新たな取り組み
市内全校が一斉に集まれなくても、スポーツの感動を子どもたちに伝えるため、新たな取り組みがスタートしました。
ご協力いただけるアスリートやコーチのみなさんを各校にお迎えし、スポーツを身近に感じることで、「スポーツが好き、運動が楽しい」と思えるように、学校を卒業する児童に、心にのこる体験の機会をつくります。
レッツエンジョイスポーツ!2021
今年11月からスタートしたこの取り組み。第1弾は、11月16日、常盤小学校に、北京オリンピック銀メダリスト、朝原宜治さんをはじめとする陸上競技のスペシャリストが登場。短距離走を指導されました。
第2弾と第5弾は12月7日渋川小学校と17日南笠東小学校。講師は滋賀レイクスターズの現役陸上選手。南笠東小学校にはオリンピアンで棒高跳び日本記録保持者の我孫子智美さんも参加されました。
現役アスリートが、体をほぐし、正しい姿勢を保ち、その姿勢のままリズミカルに動く。実践的な走り方を指導されました。
第3弾、第4弾はフラッグフットボール。講師としてお迎えしたのは、JAD(ジャパン アメリカンフットボール ドリーム)からアメリカンフットボールのプロとして現在も活躍中の選手や立命大パンサーズ出身のみなさん。
タックルの代わりに腰につけたフラッグを取る、フラッグフットボールを草津小学校・玉川小学校で指導されました。
ウォームアップ、ボールの投げ方、キャッチの仕方、そしてボールを持っている人の腰に付けたフラッグを取る練習、最後に攻撃3人対防御2人で実践に近い練習をしました。
卒業するみなさんへ
この学習は、まだ始まったばかり。この後、未開催の小学校では、滋賀レイクスターズバスケットボールチームや陸上選手、立命館大学のバトントワリング部やラクロス部などのご協力が予定されています。
さまざまなスポーツに触れ、体験することで、子どもたちが持つスポーツへの関心をさらに高めたり、挑戦することへのハードルを少し下げたりして、小学校を卒業する前の子どもたちへ、思い出のひとつとして、「スポーツが好き、運動が楽しい」と思えるような体験をプレゼントできたのではないでしょうか。