文化・芸術の秋

朝夕もすっかり涼しくなり、秋風が心地よく感じられる季節を迎えました。
本市では、文化振興の一環として「アートフェスタくさつ」が10月21日に市役所を中心に開催されました。子どもたちが夢中になる「わくわく体験ひろば」では、つくる、おどる、奏でる体験が盛りだくさんありました。特に子どもたちが夢中になって工作する姿を見て、粘り強さや自分の考えを形にする力など、いわゆる「非認知能力」の育成に繋がっていると思いました。また、フード・ドリンクコーナーやライブコーナーもあり、家族で楽しむ子どもたちの笑顔がいたるところに溢れていました。このアートフェスタのために多くのグループや団体の皆様にご協力、ご支援をいただきました。感謝申し上げます。
アートフェスタの会場を後にして、キラリエ草津で開催されている「草津市青少年美術展覧会」を訪れました。会場には幼児から中学生までの絵画や立体、書写などの作品が所狭しと展示されていました。特に特別支援学級に在籍する児童生徒の作品は、自分が描きたいもの、表現したいものがストレートに作品に現れてあり、非常に力強い作品ばかりでした。会場には多くの子ども連れの家族もお越しになっていて、自分の作品の前で得意げに写真に納まる光景も多く見られました。こんな素晴らしい作品をこの美術展覧会だけでなく、普段から街中でも観ることができ、市民の皆さんに潤いと安らぎを感じてもらえるような仕掛けが出来ないかと思いを巡らせていました。