玉川っ子集会

草津市立玉川小学校(住吉厚志校長)で第3回の「玉川っ子集会」が2月16日に開催されましたので視察に訪れました。これまでコロナ禍の中ではリモートで行われていましたが、今年度は従来通り、リアルの対面で開催されています。企画・運営は5・6年生が中心の児童会が行なっています。
集会では、始めにみんなが一つになる「つながりミニゲーム」が行われ、体育館に集まった児童全員が楽しんだ後、1年生の発表が始まりました。1年生は音楽に合わせて、みんなが得意なことを発表するもので、けん玉、トライアングル、お手玉、ヨーヨー、マット運動、縄跳びなど、多くの児童の前で緊張しながらも一生懸命挑戦していました。終了後には大きな拍手が沸き起こっていました。
そして、次は3年生の「学校自慢」の発表です。たくさんの学校自慢を見つけましたが、1番の自慢は「校長先生」でした。校長先生は優しく対応してくれるし、私たちが安心する言葉をかけてくれるというという理由からでした。サプライズの発表に校長先生の満面の笑顔が素晴らしかったです！次の自慢は「地域の人」でした。いつも登下校や校外学習の支援をはじめ、安心して学習できる環境づくりや、地域のお祭りなど市の広報にも地域力がある学区と掲載されていて、日頃の地域の皆さんへの感謝の気持ちが述べられました。そして、3つ目の自慢は「保健室」でした。いろんな薬や器具等があり、大変優しく対応してくれる場所で、保健室前の掲示板にはいろんな役に立つ情報が掲載されていて、感謝の気持ちが述べられました。そして4つ目は「校歌」で、みんなで大きな声で歌いました。
この他に委員会からの報告があり、最後に住吉校長先生から講評があり終了しました。
玉川っこ集会は、このように全校児童が力を合わせて作り上げられています。子どもたちの自発的な態度を養うと共に、一人ひとりが自らの力を発揮する機会となっており、お互いが違いを認め合い成長できる環境づくりが整っています。子どもたちの健やかな成長を垣間見れた集会でした。これからも創意工夫した集会になるよう大いに期待します。