市長定例記者会見(令和元年6月28日)
更新日:2019年8月21日
このページは、草津市政記者クラブ主催の市長定例記者会見の内容を広報課で整理・編集したものです。
日時
令和元年6月28日(金曜)午後2時から午後3時30分まで
場所
草津市役所3階記者室
1 草津ブランド「草津メロン」のプレミアム版が誕生 プレミアムメロン頂(タカミ)
草津ブランドのひとつ「草津メロン」は30年ほど続く草津の大きな特産物で、お中元などにも重宝されている夏の人気の品です。この度、「大きくて甘い」という独自の基準を設け、それを上回る特別なメロンが出荷できることになりました。ふるさと寄附の返礼品にも限定5個で採用しています。
質疑応答
※以下、回答はJA草津市による
Q 「頂(タカミ)」という名前を付けたのは草津市か、JAか。
A 箱の図案なども含め、草津ブランド推進協議会とJAで連携して進めました。そもそもタカミメロンという一般品種がありますが、静岡メロンなどのアールス系の品種と比べると業界内では評価が低い。しかし、実際の生産現場では、アールス系と比べても、タカミのほうが上であるという見方があり、お客様からの評価も高い。それならば日本一のタカミメロンを作って頂点を極めようと、「頂(タカミ)」という名前にしました。
Q 「頂(タカミ)」の6Lを直径などで表すと。
A 重さで約2.7キロ以上です。大きさにも比例しますが基準は重さです。
Q 通常店頭に並ぶ一般的なメロンの糖度は?
A 12~3度で、高くて14度。
Q 草津メロン(「頂」以外)の14度というのは比較的甘い方なのか。
A 糖度としては高いです。草津メロンが糖度にこだわれる理由は、遠地流通をさせないところにあります。大量に作って遠地流通させる場合は、早めに切ってしまうので、1週間先を見越して収穫しますが、草津メロンは完熟まで待って収穫します。
Q サイズも収穫期を延ばすことで大きくなるのか。
A サイズはもう少し早くに固定されるので収穫期を遅らせても変わりません。大きくなるのは、一つのツルに対し4個作るのが一般的ですが、草津メロンは3個なので大きいのではないか、と専門家はおっしゃっています。
Q 「頂(タカミ)」は直売所に行けば買えるのか。
A 今なら直売所で予約を受け付けています。販売方法は、購入希望をお聞きして、「頂(タカミ)」が出たら連絡し、購入意思をお聞きます。ふるさと納税でも今年から取り組んでいますが、基本的には直売所に来店された方のみに販売する方法をとっています。
Q 糖度16度を、普通の人に分かりやすく例えると?
A トマトで10~11度あれば高糖度、みかんのかなり甘いもので13度、夕張メロンも15度で甘いと言われています。
Q 16度以上のメロンは存在するのか。
A タカミ品種ではおそらく「頂(タカミ)」が日本一の糖度だと思います。糖度は、出来物なので、本当に良い条件が揃うと、16度以上を連発する年もあります。その時は、さらに基準を上げて、18度にしようと思っています。ただ、16度は相当甘いです。大阪や京都から買いに来られ、草津メロンはおいしいと言って下さる方が増えています。直売に力を入れるのは、草津市に来ていただきたいという狙いもあります。素敵な公園などがあり、週末にドライブがてら行ってみようか、と直売所にお越しいただきたいです。
添付資料については次の添付ファイルをご覧ください。
「プレミアム メロン頂(タカミ)」(PDF:599KB)
2 草津ブランド認証の拡大
今まで農産物に限定してのブランド認証でしたが、工芸品や名産品に関しても募集をし、認証を進めていきます。
質疑応答
Q 現在の農産物6つは28年度に認証したのか。
A 農産物は28年に6つ、29年にアスパラを追加で認証しています。今年2月の更新時に1つ外れ、現在6品です。
Q 販売方法は。市外へのアピールは。
A 将来的にはブランドとして定着するように、ふるさと納税も含めて拡大していきたいと考えておりますが、まずはHP等を使ってPRしていこうと思っております。
Q ブランド市の開催の予定は。
A 例年、野菜マルシェを3月にしておりますが、開催日はこれから検討してまいります。
3 環境にやさしい週間 草津エコフォーラム・草津エコミュージアム
草津市環境基本条例を定めており、7月1日を含む1週間を環境にやさしい週間ということで、啓発活動をしております。10回目となる今年は、エコフォーラムを新しいクリーンセンターで開催します。
添付資料については次の添付ファイルをご覧ください。
環境にやさしい週間(PDF:987KB)
4 被災者支援に関する災害時相互協力協定を締結 草津青年会議所×草津市社協×草津市
現在草津市では、災害時の協定について、自治体とは42団体、民間事業者などとは133団体と締結しています。今回、草津青年会議所から被災地支援活動へ協力したいというお申し出がありましたが、すでに災害ボランティアセンターの運営等に関する協定を草津市社会福祉協議会と結んでおりますので、これを更新する形で、社協と青年会議所と草津市という三者協定を結ぼうとするものです。こういった三者の協定は、県内では初めてという事です。
質疑応答
Q 県内初という事だが、県外ではどこか。
A 神奈川県で事例があり、参考にさせていただきました。
添付資料については次の添付ファイルをご覧ください。
災害 時の被災者支援に関する相互協力協定を締結します(PDF:270KB)
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