はしかわ市長のだいすきくさつ 出会いの365日(令和2年7月)
更新日:2020年7月1日
文章は、「広報くさつ7月1日号」に掲載された内容です。
住みよいまちをめざして―熱中症対策は万全に
梅雨明けが待ち遠しい中、日ごとに陽射しも強くなり、コロナとともに生きる時代を迎え、私たちはこれから、経験したことのない夏を迎えようとしています。
国では、「新しい生活様式((1)身体的距離の確保、(2)マスクの着用、(3)手洗いの徹底、(4)三密を避ける)」での、熱中症予防の行動ポイントが示されました。特に、マスク着用時の対策が注目されています。高温多湿の環境下でのマスク着用は、自覚している以上に身体に負担がかかっていて、熱中症のリスクを高める恐れがあります。マスクを着用する場合は、強い負荷のかかる作業や運動を避け、のどが渇いてなくてもこまめに水分補給をしてください。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所では、一時的にマスクを外して休憩をすることも必要です。いつも以上に熱中症への注意を心がけましょう。
7月から、県内では初めて、認知症があっても安心なまちづくり条例を施行しました。本人や家族、地域で支えあいながら安心して暮らせるまちを実現するため、認知症を正しく理解し、見守る応援者を育てる「認知症サポーター養成講座」の実施や、認知症の有無にかかわらず交流できる「認知症カフェ」など、声かけや見守り体制の強化といった取組を充実させていきます。
さらに、認知症の人が偶然の事故などによって損害を与えてしまった場合に、市が加入する個人賠償責任保険によって補償する制度も創設しました。
誰もが安心して過ごせる地域共生社会や、心のバリアフリー社会の実現を進めていきます。
コロナがあっても安全安心で、住みよいまちをめざして、皆様とともに熱い思いで暑い夏を乗り越えましょう。
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