はしかわ市長のだいすきくさつ(平成26年10月)
更新日:2014年10月1日
文章は、「広報くさつ10月1日号」に掲載された内容です。
発展し続けて60年
草津市は、昭和29年10月15日に、草津町、志津村、老上村、山田村、笠縫村、常盤村の1町5村が合併し、人口3万2千人余りののどかな田園都市として誕生し、今年で60年になりました。この間、恵まれた地理的条件を生かし、市民の皆様とともにまちづくりが進められ、着実に発展を遂げてまいりました。
現在、人口は当時の4倍、約12万9千人となりました。日本の人口は減少局面に入っていますが、草津市では今年に入ってもすでに千人以上増加しています。民間調査による住みよさランキングでも、近畿以西の西日本でナンバーワン、近畿エリアでは2年連続の1位です。
しかし、交通渋滞や土地利用、高齢化対策など課題は多く、これらを解決しながら、さらなる市民福祉の向上を図るとともに、市の魅力を内外に広く発信して、さらに住みよいまち、働きやすいまち、元気なまちをめざして、市民の皆様と協働で取り組んでまいりたいと考えております。
現在、市では、13の学区のまちづくり協議会が設立され、町内会などの基礎的コミュニティ活動や、NPOなどの市民公益活動が推進されていますが、これからも地域住民、企業、大学など、多くの方々と連携してまちづくりを進め、市民の皆様が草津市民であることに対して誇りや愛着を持ち、“ふるさと草津の心”シビックプライドが育まれるよう、取り組んでまいります。
60周年という節目を機に、先人の努力に感謝しながら、新しいステップを踏み出し、昭和42年に制定された市民憲章を原点に、今後もその一節のとおり、「私たち草津市民は、古い歴史にとけあった新しい文化をつくり、住みよいまちをきずくためにあたたかい心を持ちあって、ともにあすへの歩みを進めましょう。」
皆様のご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い申しあげます。