はしかわ市長のだいすきくさつ(平成26年8月)
更新日:2014年8月1日
文章は、「広報くさつ8月1日号」に掲載された内容です。
にぎわいと魅力あるまちづくり
昨年の8月、このコラムで、民間調査による住みよさランキングにおいて、草津市が近畿でナンバーワンになったことをお伝えしました。今年のランキングでは、近畿以西の西日本で1位になりました。もちろん近畿では2年連続1位、総合ランキングでも全国790ある市の中で17位と、昨年より4つ順位を上げています。しかし、交通渋滞や待機児童の問題、今後急速に進む高齢化に対する地域福祉など、まだまだ多くの課題があり、これらを解決して、さらに住みよいまちとなるよう、今後も市民の皆さまとの協働でまちづくりを進めていきたいと思っています。
さて、先月26日、JR草津駅前に、緑あふれるナチュラルガーデンに5つの店舗が並ぶ「niwa+(ニワタス)」がオープンしました。昨年11月に国の認定を受けた中心市街地活性化の取り組みで、草津まちづくり株式会社と市の協働事業として整備したものです。
この計画を策定するときに、アンケートを実施していますが、その中で、「魅力的な商店街になるためには、開放感のあるオープンカフェや、安くて手軽な飲食店が必要」などの回答が多くありました。また、中心市街地には、緑豊かな公園や広場といった、緑とうるおいが求められています。このことから、草津駅前というアクセスのよさを生かして、都市の中の緑の癒やし空間に、飲食と雑貨のお店を配置し、にぎわいの空間を整備したものです。
多くの方々にこの場所に訪れていただき、憩いの場、集いの場となるとともに、今後は、商店街の空き店舗テナントミックスや、草津川跡地にぎわい空間整備事業などを進め、人の流れがまちなかへ広がり、まちを回遊していただけるよう取り組んでまいりたいと考えています。