はしかわ市長のだいすきくさつ(平成27年2月)
更新日:2015年2月1日
文章は、「広報くさつ2月1日号」に掲載された内容です。
夢や希望のあるまちづくり
今年の初仕事は、雪かきだったという人も多かったのではないでしょうか。正月三が日の急な降雪には驚きましたが、草津市は例年雪が少ない地域だけに、今後も雪の日には、車の運転や歩行に十分ご注意ください。
さて、国では、人口の急減、超高齢化という我が国が直面する大きな課題に対し、それぞれの地域の特徴を生かした自律的で持続的な社会を創生することをめざして、昨年12月に「まち・ひと・しごと創生法」が施行され、創生本部が設置されました。今後、東京圏への過度の人口集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、魅力あふれる地方を創生し、未来に向けて活力ある日本社会を維持していこうという動きが本格化しています。
草津市では、今のところ年間1400人余りのペースで、全体の人口は増加していますが、地域によっては既に減り始めているところもあります。今後必ず迎える人口減少と超高齢化を見据えますと、地域がそれぞれの特徴を生かして、老若男女全ての人が幸福な社会、将来に夢や希望が持て、安心して暮らし続けることができる社会、そして自律的で持続可能な地域づくりの実現をめざして、さらに積極的に取り組んでいかなければならないと考えております。
このため、本市でも、この1月に「草津市まち・ひと・しごと創生本部会議」を設置いたしまして、私が本部長となり、市域全体の活性化に向けて、総合戦略の策定に取り組んでまいります。農業、工業、商業、サービス・観光などの産業振興により、しごとを増やして、それぞれの地域を元気にし、市民活動を活発にしていかなければなりません。13万人草津市民の皆様が、住んでよかった、これからも住み続けたいと幸せを実感できる、活力あるまちづくりを、市民の皆様との協働でさらに進めてまいりたいと考えておりますので、皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いします。