セアカゴケグモに注意しましょう
更新日:2020年7月2日
特定外来生物セアカゴケグモは毒性を持ったクモで、平成7年に大阪府で初めて発見されて以降、生息域が広範囲に拡大し、草津市においても例年発見されています。
攻撃性も無く比較的おとなしいといわれていますが、素手で捕まえたり、うっかり触ってしまうと咬まれることがありますので注意してください。
セアカゴケグモとは
成体メス
10から15ミリメートルで、全体的に黒色または濃い褐色です。特に腹部の背の部分に赤色の帯状の模様があるのが特徴です。
成体オス
3から5ミリメートルで、腹部の背の部分に淡色の斑紋があります。(オスに毒性は無し)
生息場所
- 日当たりが良く、暖かいところ
- 餌(虫など)が豊富にあるところ
- 巣をはる適当な隙間があるところ
具体的な場所
- 排水溝の蓋、グレーチングの裏
- ブロックのくぼみや水抜き管の内部
- 花壇、植木鉢、プランターの底
- ベンチの下、墓石の隙間
- 庭に置いた靴の中 など
注記:クモのみでは長距離の移動は困難といわれています。
駆除方法
駆除については、発見された土地または建物の管理者が行ってください。
見つけても素手で触らないで!
(軍手等厚みのある手袋等を着用してください。)
- 市販の殺虫剤をかけてください。
- 弱ったことを確認して、踏みつぶしてください。
- 火気を使用できる場合は、バーナーや点火用ライターで燃やす方法もあります。
卵のうを見つけた場合
卵のうをサイバシ等でビニール袋に入れ封をして、踏みつぶしてください。卵には殺虫剤は効きにくいようです。
もし、咬まれたら
症状
- 咬まれたときは、チクリと針で刺されたような痛みを感じます。
- やがて、まわりが赤く腫れ、時間がたつとともに全身に痛みが広がります。
- 悪化すると多量の汗、寒気、吐き気等が現れることもあります。特に、小児や高齢者の方は危険な状態になることもあります。
- 通常、健康な人が重病化することは少なく、個人差はあります。
処置方法
- 傷口を流水で洗い、患部を冷やします。(多少出血があっても包帯や止血帯はしないほうが良い。)
- 出来るだけ早く医療機関に受診しましょう。
- 病院には、咬まれたクモを殺して持参した方が適切な治療につながります。
セアカゴケグモに注意しましょう
セアカゴケグモの成体のメス、未成体のメス、成体のオスのイラスト
セアカゴケグモ啓発チラシ(PDF:628KB)
セアカゴケグモの啓発チラシ
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
お問い合わせ
環境経済部 環境政策課 環境政策係
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
電話番号:077-561-2341
ファクス:077-561-2479