デング熱について
更新日:2020年1月30日
デング熱とは
デング熱とは、デングウイルスによっておこる熱性疾患で、このウイルスを保有する蚊に刺されることによって感染します。人から人へ直接感染することはありません。
アジアや中東、アフリカ、中南米、オセアニアで流行していますが、日本からの渡航者が海外で感染するケースも多く、帰国後にデング熱と診断される方が年間約200名います。
平成26年8月、海外渡航歴のない複数の方がデング熱と診断され、69年ぶりに国内での感染が確認されました。患者は全て、東京都への訪問歴があることが確認されています。
症状について
デングウイルスを保有する蚊に刺されてから、通常3日から7日(最大期間2日から15日)の潜伏期間があります。デング熱の主な症状は、発熱、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔吐・嘔気などであり、通常であれば、発病後7日から10日で回復します。
予防について
蚊に刺されないように注意しましょう。蚊に刺されないための対策として、屋外で活動される場合には、長袖・長ズボンの着用など、肌の露出を減らすほか、虫除けスプレーや蚊取り線香を活用し、虫除け対策をしてください。
なお、蚊に刺されて、急な発熱などの症状がある場合は、医療機関を受診してください。
また、現在報告されている国内の感染症例は、限られた場所で蚊に刺されたことによるものであると疑われており、蚊に刺されたからといって過度に心配する必要はありません。
詳しくは、下記ホームページをご覧ください。
お問い合わせ
まちづくり協働部 生活安心課 市民生活係
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
電話番号:077-561-2340
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