第57回ふるさと草津俳句会

市教育委員会では、歴史あるふるさと-草津-の四季折々の姿を俳句を通して感じてもらい、俳句に対して誰もが気軽に親しみ、関心を高めてもらうため「ふるさと草津俳句会」を開催し、入賞句を掲載しています。

選者：石倉　政苑　先生

「第57回ふるさと草津俳句会」選句結果（敬称略）

注記：掲載の都合上、常用漢字を使用させていただいております。

自由句（投句数76句）

特選

黙祷を捧ぐ球児や終戦日　多賀　信子（草津市）

【選評】
無観客の中で行われた高校野球。終戦日に、しかと黙祷、身を引き締めて次の世代に伝える重さも感じた。

入選

災難に見えぬ恐怖や梅雨しとど　佐藤　風舞（草津市）
オニバスに身体任せし稚児の笑み　井出　礼子（草津市）
立秋や開けた窓から声のする　伊藤　かほり（草津市）

兼題句　兼題「蓮の花（はすのはな）」（投句数86句）

特選

みずの森背伸びして咲く蓮の花　別役　昌子（大津市）

【選評】
突如消えてしまった烏丸半島の蓮。努力の結果、少しづつ形を変えて咲く蓮に、エールを送りたい。

入選

いつの世もいのりの深く蓮の花　後藤　敏信（草津市）
古代蓮時空を超えて開花せり　日野　哲男（草津市）
説法の足もと照らす蓮の花　井　文雄（草津市）

兼題

「初時雨（はつしぐれ）」

投句方法

草津市役所1階、各図書館、草津市立草津クレアホール、福複センター（渋川まちづくりセンター）に設置の投句箱に投句していただくか、生涯学習課あてに郵送、ファクス、Eメールにて投句してください。

投句用紙

所定の投句用紙を用意していますが、俳句・住所・氏名・年齢・電話番号を記入していただければ、任意の用紙でも受け付けます。

投句締切

令和3年11月30日（火曜）　【2月号『広報くさつ』掲載予定】

投句料

無料

担当課

草津市教育委員会事務局　生涯学習課　「ふるさと草津俳句会」係

詳しくは、下記のファイルをご覧ください。