草津市子ども・若者支援協議会
更新日:2022年10月26日
2022年10月26日
10時 11月の児童虐待防止推進月間に先立ち、児童虐待防止キャラバン隊の皆様が、県内の最初の訪問地として草津市にお立ち寄りいただきました。
県内の児童虐待に関する相談は増加傾向であり、本市においても、昨年度の児童虐待に関する相談件数は、1,420件と、これまでで最も多い件数となっています。子どもにとって、最も安心できる場所であるべき家庭の安全・安心が脅かされている状況を重く受け止め、児童虐待の防止、早期発見・早期対応に努めるとともに、必要な相談体制の充実や関係機関との連携により、今を生きる子どもたちを、健全に育てていく取組を進めていかなければなりません。
キャラバン隊の皆様には、道中の安全に御留意いただき、児童虐待防止の啓発を県下に広げていただくようお願い申し上げました。
10時30分 草津市子ども・若者支援協議会を開催し、御挨拶しました。
子ども・若者を取り巻く環境は、社会情勢の変化、コミュニケーションの希薄化などから、孤独・孤立がより顕在化するなど、問題は深刻さを増しています。
不登校やひきこもり、貧困などさまざまな悩みを抱える子どもや若者、その家族をサポートするためには、単一の機関の対応だけでは困難であり、教育・福祉・医療など、さまざまな分野の機関が連携し、それぞれの専門性を活かした幅広い支援を行うことが重要です。
こうしたことから本市におきましては、「草津市子ども・若者計画」を策定し、「子ども・若者が自分らしく生きるまち草津」を基本理念として、困難を有する子ども・若者やその家族の支援を進めています。また、ヤングケアラーへの相談・支援体制を整えるため、今月から、ヤングケアラーにも対応した「子ども・若者総合相談窓口」を開設し、より一層の支援を推進しているところです。
皆様方には、草津市の子ども・若者の健やかな成長と自立を支援し、自分らしく生きられるまちの実現を目指して、一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申しあげました。
13時15分 国土交通省近畿運輸局との「地域連携サポートブラン協定式」を行いました。
本市は、古くから東海道と中山道が分岐合流する交通の要衝であり、現在も、国道1号、京滋バイパス、名神高速道路、JR琵琶湖線、草津線が通り、京都や大阪に近くベットタウンとして発展し、現在も人口が増加するとともに、通学や雇用の場としての機能も備え、交通の便利な滋賀県の中核的な都市となっています。
一方で本市の課題としては、自家用車への過度な依存による公共交通の脆弱化や慢性的な交通渋滞、交通不便地の存在等の問題があり、それらの対応や、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響による生活様式の変化もあり、市民ニーズに合った公共交通の在り方の検討が必要です。
この度、国土交通省近畿運輸局と草津市はこうした課題解決に向けて、地域連携サポートプラン協定を締結し、双方が連携しながら誰もが安全で安心に生活できるまちの形成、効率的かつ効果的で利便性の高い持続可能な公共交通ネットワークの構築を目指してまいりたいと考え、協定を締結いたしました。本協定の締結により、国との更なる連携強化が期待でき、「誰もがいつでも安心して移動できる持続可能で健幸な交通まちづくり」の実現が近づくものです。
皆様には、本市の公共交通の課題解決に向け、御協力を賜りますようお願い申し上げました。
19時30分 老上学区市長とまちづくりトークに出席しました。
本日は、「老上学区におけるみどりの保全について」、「公共施設の今後の在り方について」をテーマに懇談させていただき、地域の声を伺いました。