8月のアルバム
更新日:2022年9月9日
異年齢で過ごして・・・
老上こども園では、保育認定の子どもたちと預かり保育に申し込んでいる教育認定の子どもたちが過ごす時間を「さくらルーム」としています。7月末から8月の下旬ごろまで、教育認定の子どもたちは夏季休業中ですが、さくらルームの子どもたちは元気に登園してくれていました。
さくらルームでは、好きな遊びを見つけたり、友だちと関わって遊んだりして、一人ひとりが安心して過ごせるようにしています。
そんなさくらルームの様子を紹介したいと思います。
毎日遊ぶ中で、ダイナミックになり、水に顔をつけたり、潜ってみたりして楽しんでいます。
少人数ずつで入るからこそ、思いっきり水に触れ合う姿があります。
一人で風船を高く飛ばしたり、友だちと投げ合ってみたりと楽しみ方はそれぞれ!
カプラでナイアガラの滝(倒すときに滝のようにきれいに崩れていく積み方)を作りました。
子どもたちの身長よりも高くなり、いすを使って「まだ積める」「もうちょっといける」と友だちと協力しながら作っています。
パーツを組み合わせてコースを作り、ボールを転がして遊ぶおもちゃです。
5歳児の子どもが「ここからするんやで」と3歳児の子どもたちに遊び方を教えてくれています。
さくらルームはクラスや年齢を超えた人間関係の中で過ごすからこその良さがあります。
それは年上の子どもたちが年下の子どもたちを気にかけ、遊びを教えてくれたり、困っていることを助けてくれたりします。
また反対に年下の子どもたちは年上の子どもたちが遊ぶ様子を真似し、遊びが広がったり憧れの気持ちを抱いたりしています。
自然と子どもたちの意欲や興味、思いやりの気持ちなどが育まれていくさくらルームの良さを活かしながら、これからも保育をしていきたいと思います。
そろったね集会
教育認定の子どもたちの夏季休業も終わり、“そろったね集会”をかわきりに2学期が始まりました。
園長先生からのおはなし!
1学期終業式での夏の過ごし方の約束は守れたかな?
そして、終業式のあとは保護者の有志による“わくわくさんのお楽しみ会”がありました。
お楽しみ会では、大型絵本を使って『おめんです』『いただきバス』のおはなしを
してくださいました。
子どもたちは大喜びで、食い入るように見ていました。
楽しい話を聴き、ステキな2学期のスタートを切ることができました。
大きくなったね!みんなでお祝いする誕生会
毎月1回、クラスごとに誕生会をしています。
誕生会には誕生月の子の保護者の方にも来てもらっています。
3歳児の子どもたちは歌に合わせて、「お名前は?」「何才になりましたか?」と
聞いています。
はじめての誕生会にちょっぴり緊張する子どもたちですが、歌に合わせることで楽しい雰囲気の中で参加することができています。
おうちの方からのメッセージを読んでもらっています。
メッセージの内容は学年によって異なり、3歳児は「お子さんへの大好きな気持ち」を伝えてもらっています。
4歳児は「名前の由来・願い」をメッセージで伝えてもらっています。
メッセージを聞くと照れながらも嬉しそうな顔の子どもたち。
保育者からのお楽しみの出し物です。
今回は『やってごらん』という紙芝居を見ました。
子ウサギが様々なことに挑戦しますが、上手くいかなくてあきらめてしまうことも・・・。
そんなときにお母さんウサギに励まされ、もう一度挑戦してみます。
あきらめずに頑張る子ウサギの姿から、4歳児の子どもたちにもあきらめずに
挑戦することを大切にしてほしいという願いを込めて紙芝居を読みました。
今の子どもたちに大切にしてほしいことを考え、保育者が出し物をしています。
5歳児は「お腹の中にお子さんがいた時の気持ちや生まれた時のエピソード」を
おうちの人から伝えてもらっています。
誕生月の子は照れていますが、まわりの子どもたちは真剣な表情で聞いています。
子どもたちからの歌のプレゼント!心を込めて歌います。
5歳児の誕生会では、司会も子どもたちがしています。
誕生会を通して、生まれてきてくれたこと、一つ大きくなったこと、そして何より“あなたが存在してくれていることがすばらしい”という気持ちを感じてほしいと願いながら行っています。
2学期がはじまって・・・
晴れ渡る青空の中、子どもたちの元気な声がこども園に響いています。
友だちと好きなゲームで遊びあったり、協力してパズルを完成させたり・・・
園庭では、アサガオを使っての色水遊び!
指でもみ込むと、きれいな色水ができました。
同じ色水でもピンク色、紫色、青紫色と色がちがいます。
「なんで色が違うのかな?」「濃い色にするにはどうしたらいいかな?」と考えて、さらにアサガオの花を足したりして遊ぶ姿がありました。
泡をたくさん作り、洗濯板でごしごし、最後は水で洗って、干します。
自分たちが使ったタオルを洗濯するからこそよりきれいにしたいと頑張る子どもたちです。
5歳児は新しいグループの名前を自分たちで決めました。
1学期のころよりも、自分の思いを伝えたり、友だちの思いを聞いたりすることを通して、みんなで決めようとする話し合いの姿がぐっと増えました。
夏季休業中におうちで過ごしたこと、さくらルームで異年齢で関わりあったことなど、様々な経験が子どもたちを一回りも二回りも大きくしているのだと感じました。
7月に5歳児が植えたひまわりがすくすくと大きくなり、2メートルを越えました。
どのクラスもひまわりを見に行き、「先生よりもひまわりの方が背が高い」
「顔よりも葉っぱの方が大きい」など、様々な気づきがありました。
2学期は様々な遊びの経験を通して、ひまわりのように心も体もすくすくと大きくなってほしいと願っています!
