災害に備えた水の備蓄
更新日:2023年2月22日
1.飲料水の確保
(1)備蓄の目安
災害発生から行政等による救援体制が整うまでに、およそ3日間を要すると言われています。それまでは、各家庭で備蓄している飲料水や食糧で生命を維持しなければなりません。皆さまのご家庭において非常時のための飲料水の保存を心がけましょう。
災害に備え、1人あたり1日3Lの飲料水を3日分、ご家庭で備蓄していただくようお願いします。
(例)家族4人の場合
4人×3L×3日分=36L
(2)なぜ3リットルなのか
水分は栄養を体中に送り、不要なものを排出してくれます。人間は、水分の摂取・排出を繰り返すことで生命を維持しています。1日分の摂取・排出量は、どちらも2.5Lとされ、これに若干の余裕を加えて、3Lの水を1日分の目安として備蓄をお願いします。
(3)飲料水の保存
水道水を保存する場合
水道水は、消毒のための塩素が消失しにくい状態で行うことが大切です。清潔で蓋のできる容器に口元いっぱいまで水を入れ、蓋をしっかり閉めておきましょう。直射日光を避けて、室温の低い所で保存すると3日程度は飲料水として使用可能です。(ただし、浄水器を通した水は、塩素による消毒効果がないので毎日のくみ替えが必要です。)
市販のボトル水を保存する場合
市販のボトル水などを保存する方法もあります。この場合は、製品の保存方法や賞味期限などの記載事項をご確認ください。
2.応急給水を受けるための準備
災害時には、広域避難所(小中学校等)に市職員が出動し、避難者の誘導、本部の設置、食糧や宿泊物資を学校の体育館に用意します。また、広域避難所を給水拠点として給水活動を行います。水を運ぶ時にこぼれないように、蓋のできる容器を普段から準備しておきましょう。災害が発生してからでは、容器が売り切れるなどして手に入らない可能性があります。
※災害時の対応の詳細については、こちらをご確認ください。
お問い合わせ
上下水道部 上下水道総務課 上下水道総務係
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