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サンヤレ踊り、芦浦観音寺一般公開

更新日:2024年5月7日

 5月3日に市内6ヶ所で草津のサンヤレ踊りが実施され、私も橋川市長と共に激励に訪れました。最初に訪れた長束(なつか)では華やかな衣装に身を包んだ小学5年、6年生が踊り手として踊っていました。3年に1度の開催ですが、コロナ禍で中止されており、今年は6年ぶりの開催でした。他地域でも少子化で踊り手の確保に苦労されていますが、保存会の皆さんの尽力により、次代への伝承に努められています。

 そして、翌日4日には芦浦観音寺の一般公開に訪れました。この寺院は桃山時代から江戸時代中期にかけて、豊臣・徳川の近江支配に深く関わり、船奉行として琵琶湖の湖上交通を掌握しました。石垣や土塁を配するなど、城郭を思わせる特異な景観を有し、境内全体が堀で囲われる、水と暮らしが密着する往時の姿を今も見ることができます。現在、重要文化財である「書院」と「阿弥陀堂」の屋根等の改修工事が行われ屋根囲いがされており、その姿を見ることができませんでしたが、来年のゴールデンウィークには修復後の姿を見ることができるようで、非常に楽しみです。

 この2つの文化財は、平成30年に日本遺産「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」に追加認定されました。

 これらを貴重な財産として将来に引き継いでいくために有形文化財には「修復」が必要です。そして無形文化財はそれを伝える「人」が重要になってきます。また、現在も子どもたちは郷土学習を通して地域の誇れる文化財を知り、そして地域の方々の協力のもと人伝いで伝承されていますが、これらの文化財を保存・継承していくためには、地域住民や事業者、各種団体などと連携した歴史資産を活かしたまちづくりや観光振興、草津らしい景観形成などを進めることが重要です。これからも様々な方々と力を合わせて文化財の保存、継承に努めてまいります。

サンヤレ踊り(1)

サンヤレ踊り(2)

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〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
電話番号:077-561-2425
ファクス:077-561-2488

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