生成AIの活用

　「おーすごい！こんなことができるなんて！」会議室に驚きの声が。
　これは生成AIを学校の校務に活用し、業務の効率化や質の向上を狙いとした「生成AI校務活用研修会」での一場面です。今年度策定した「学校における働き方改革推進計画」の中に「生成AIの校務活用」が項目に挙がっており、その調査研究の一環として研修会を開催したものです。
　研修では、生徒所感の要約、作文の見本、アンケート集計分析などを生成AIで行いましたが、「プロンプト」というチャットでどのような指示をどのように入力するのかによって、その生成内容が大きく異なることが特徴です。このプロンプトの入力を工夫することによって、様々な校務に活用でき、業務の省力化、効率化が図られ、教職員の働き方改革に手応えを感じられる研修となりました。
　来年度はパイロット校を小中学校からそれぞれ1校指定して、学校現場の様々な校務において生成AIの活用を研究する予定です。
　おそらく近い将来、授業の中で児童生徒が生成AIを使うことも十分想定出来ます。そのためにも教員が生成AIについて知識を得て、どう活用するのかということを学ぶことも必要だと考えています。