学校敷地内の田んぼでの稲刈り

　滋賀県で珍しい学校敷地内に田んぼがある草津小学校で稲刈りが行われましたので、私も鎌を手に参加しました。市内でも都市化が進んでいる学区ですが、地域のボランティアの方々が校庭を1.5m掘り田んぼを整備して頂いたとお聞きしています。この貴重な実習田に稲が実り、5年生の4クラスが順番に稲刈りを体験しました。
　長袖、長ズボン、首にはタオルを巻き、稲刈り鎌を手に稲刈りが始まりました。地域の皆さんの御指導のもと初めてでしたが、鎌を使って1株ずつ稲を刈り取り、4株を一束にしていきました。そして手動の器械を使って、一束にした稲から籾だけを脱穀する体験を行いました。
　5年生の社会科では、昨今の米不足や価格の値上がり等の課題についても考えるとともに、米作りに関わる課題の解決に向けて、自分たちが何が出来るのかについても話し合われています。このような体験をとおして農家の皆さんの大変さや頑張りを知ると共に、消費者として食について考える良いきっかけになりました。