年頭の校長会

　令和7年度の念頭にあたり、校長会で訓示を行いました。

3学期について
　今年度のいわゆる「仕上げの学期」であり、子どもたちにとっては進級や受験などを迎えます。また、来年度の教職員人事と構想を立てる大切な時期です。しっかりと目標、目的を持って学校経営に邁進するようお願いしました。

最近の教育に関わる動きについて
（1）　令和7年度予算について
　政府が昨年の12月27日に予算案を閣議決定され、文部科学大臣の定例記者会見で教職員の定数改善と処遇改善について言及されました。
　また、本市の予算編成も山場を迎えています。教育長に就任以来、橋川市長と総合教育会議などにおいて、教育課題とその解決方策について意思疎通を図って、しっかりと教育予算を獲得してきました。来年度予算もハード・ソフトの両面において必要な予算を確保していきたいと述べました。
（2）　次期学習指導要領の諮問について
　国の中央教育審議会において、「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について」という諮問が行われました。主な審議事項の中に、本市が既に取り組んでいる「スクールESDくさつプロジェクト」や令和8年度から導入を予定している小学校での「午前5時間制草津プラン」に関連することも含まれていることを伝えました。

変化と進化をもたらす年に
　今年の干支である「へび」が脱皮するように、草津市の教育にとって「変化と進化をもたらす」年となるよう、学校と教育委員会が共通の目標に向かって連携を強めるようお願いしました。