中学校でのESDの取組
更新日:2024年7月22日
今年度から全市的に取り組んでいる「スクールESDくさつプロジェクト」の取組が各校で始まっています。今回は、松原中学校(柴原力校長)と草津中学校(山内健嗣校長)において、ESDの授業が行われましたので、3時間目と4時間目とを駆け足で訪れました。
【松原中学校】
3年生が修学旅行を通して生徒一人ひとりがテーマを決め、(1)課題を設定し、(2)問い・仮説を立て、(3)実際に調査し、(4)仮説を検証するという「探究的な学習」に取り組んでいます。今日の授業では、2学期に行う発表に向けてどのように伝えればいいのかなど、工夫した資料づくり、発表の練習などに取り組む生徒の姿が見られました。
【草津中学校】
草生タイムという探究学習の中で、3年生が「草津市未来化計画~ずっと 草津~」をテーマに「ニューツーリズム(着地型観光」)の観点から、市のコミュニティバス「まめバス」「まめタク」と地域資源を生かした、草津市を元気にするクサツツーリズムを考え・発信する学習に取り組んでいます。
今後、各クラス毎に6つの路線を実際にまめバスに乗り、様々な停留所で降りて地域資源を調査し、活用方法の検討が行われる予定です。どのような地域の魅力を発見するのか、中学生の視点に期待しています。
今年からスクールESDくさつプロジェクトが本格的に開始されました。中学校では生徒数が多くテーマ設定や取組方が難しい面がありますが、一つの学年が同じテーマでそれぞれ生徒が分担・協働して一つの目的達成に向かって取り組むという、「チームビルディング」の手法を取り入れています。
あと3年もすると成人年齢を迎える中学3年生ですが、社会に出て必要となる力を今実践の中で身に付けようとチャレンジしています。
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