窓断熱をはじめてみよう!
更新日:2025年1月29日
窓からはじめる断熱対策
草津市では、地球温暖化対策として窓断熱を推進しています。
窓断熱を行うことで、夏場の熱い空気を遮断し、冬場に温かい空気が外に逃げるのを防ぎ、ヒートショックや熱中症になる可能性を低くするなどの健康面でのメリットがあり、さらにはエアコンの電気使用量などを抑制することができます。
まずは断熱対策の中で、断熱効果の高い窓から、対策をはじめてみませんか?
窓断熱について
窓断熱イメージ
冬は窓から約60パーセントの熱が外に逃げ、夏は約70パーセントの熱が窓から入ると言われています。
複層ガラスの利用、専用のフィルムなど窓断熱資材の利用、内窓の取付などにより、窓からの熱の出入りを緩和します。
例えば、窓断熱の効果により年間で以下のような削減が期待できます。
冷房を1日1時間短縮した場合(設定温度28度)
- 電気18.78キロワットアワーの省エネ約510円
- 二酸化炭素削減量11キログラム
暖房を1日1時間短縮した場合(設定温度20度)
- 電気40.73キロワットアワーの省エネ約1,100円
- 二酸化炭素削減量23.9キログラム
簡易断熱材(いわゆるプチプチ)で効果を検証
令和6年7・8月に南向きの隣同士の2部屋を活用し、プチプチを貼った部屋と貼らない部屋の室温を測り簡易断熱材の効果を検証しました。
室温測定結果(7月)
室温測定結果(8月)
測定結果
- 「室温測定結果(7月)」
- 「室温測定結果(8月)」
測定結果の特徴
気温が高い日ほど室温の差が顕著
(プチプチを貼った部屋の方が室温が低い)
曇りの日は室温が逆転
(プチプチを貼った部屋の方が室温が高い)
特徴から考察
- 太陽の陽射しがある日の断熱効果が大きい
- 冷暖房等により室内適温化した部屋を保温する効果が見込まれる
窓断熱の施す各手法の特徴を理解して、適切な運用を図ることによって一層の効果を生み出すことができる。
二重窓や断熱シートなどによる対策のほかに、可動性のあるカーテンやブラインドを併用して、最適な室温を保ちましょう!
気軽にできる窓断熱をはじめてみよう!
断熱材となる、専用のフィルムや簡易断熱材(緩衝材)いわゆるプチプチなどはホームセンターなどで購入できます。
はさみやカッターで簡単に加工でき、窓の大きさに合わせて自由に大きさを変えられます。
水だけで貼れるものもあり、はがす時もきれいにはがせます。
まずは簡易な手法で窓断熱をはじめてみましょう!
グリーンカーテンで窓断熱
窓の外でグリーンカーテンを育てると、葉で日差しをさえぎり、室温の上昇を抑えて、エアコンの電気使用量などを抑制する効果があります。
その他
第4次草津市地球冷やしたいプロジェクト(草津市地球温暖化対策実行計画:区域施策編)
「窓断熱推進事業」は、第4次草津市地球冷やしたいプロジェクトの重点アクションとして位置づけられています。
お問い合わせ
環境経済部 温暖化対策室 温暖化対策係
〒525-0043 滋賀県草津市馬場町1200番地25
電話番号:077-561-6581
ファクス:077-561-6584
