このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
サイトメニューここまで

本文ここから

生成AIと働き方改革

更新日:2024年4月19日

 新学期がスタートしましたが全国的な教員不足により、ここ数年間は全国の学校現場そして市教育委員会では頭を悩ませています。また、ブラック職場とも揶揄されるような教職員の超過勤務時間が問題になっており、中央教育審議会においてもこの問題解決に向けて本腰を入れて様々な議論が続けられています。
 そのような中にあって、本市では今年4月に「学校における働き方改革推進計画」を策定し、各学校に働き方改革推進員を置き、市教委と学校が一体になって働き方改革に取組むこととしました。
 その取組み項目の一つに、「生成AIの活用」を掲げており、今年度は生成AIの実証研究を行うこととしていますが、私もこの生成AIについて勉強を始めました。丁度、「ChatGPTの教科書」という公立小学校の教諭が書かれた書籍と出会う機会があり、教師の仕事がAIでどう変わるのか?という実践事例も示された大変興味深いものでした。
 昨年7月には文部科学省からも「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」が出されました。その中にも示されているように運動会の競技種目案、校外学習等の行程作成、HP等広報用資料の構成作成、挨拶文や式辞等の原稿作成など、校務におけるたたき台作りの活用があげられています。
 この本でも実際に学年だよりの挨拶文を作ってみると8割はOKだが残りの2割は違和感があり修正が必要だが、「ゼロから作るよりは楽だ」と生成AIの活用の有効性が述べられていました。
 今年度早々に生成AIの活用実証研究を行い、本格的な生成AIの導入により教職員の働き方改革をより進め、更なる教育活動の充実をめざしてまいります。

お問い合わせ

教育委員会事務局 教育総務課 総務係
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
電話番号:077-561-2425
ファクス:077-561-2488

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで


以下フッターです。
Copyright © 2018 Kusatsu City.
フッターここまで
このページの上へ戻る