小学生考案の給食メニューが誕生

　草津市の学校給食では「食育の日」として、地場産物や郷土料理の献立メニューを提供しています。昨年の12月に山田小学校（石井秀樹校長）の4年生（現在5年生）のESD学習で琵琶湖の魚（湖魚）について学び、その中で湖魚の消費量が減少していることを知りました。そこで、琵琶湖の魚の美味しさをもっと広めたいということで、立命館大学の食サークル「BohNo（ボーノ）」の皆さんとコラボしてメニューを考えたものが、今回の献立に採用されたものです。

　本来なら山田小学校の皆さんと一緒に食べたかったのですが、6月定例市議会のため市役所近くの草津小学校でいただきました。ホンモロコのネギだれの食感が非常に良く、たいへん美味しかったです。ごちそうさまでした。

【献立】

• ホンモロコのネギだれかけ
• 鶏肉のじゅんじゅん
• 赤こんにゃくのおかか煮
• 発芽玄米ごはん、牛乳、お茶プリン

　なお、後日、学校給食センターから聞きましたが、メニューを考案した山田小学校5年生のクラスは残食がほとんど無く「ほぼ完食」とのことでした。今年度、草津市制施行70周年記念事業として、中学生による「給食レシピコンテスト」を開催しますが、このような取組を通して子どもたちに食に関しての興味を持ってもらうとともに、残食を減らし健やかな体の育成につなげていきたいと思います。