キャンパス体験ツアー
更新日:2024年9月20日
立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)において、市内6中学校がキャンパス体験をとおして、生徒一人ひとりが将来の夢や希望を持つと共に、SDGsについて学び地域課題と世界的課題とのつながりなどについて考える機会としている「立命館大学キャンパス体験ツアー」が行われました。私が訪れたのは最終回で玉川中学校の1年生131名が参加しました。
【第1部】SDGsレクチャー(生命科学部:山中司教授)
山中先生の講義では「SDGsの目標達成には目標とする未来から逆算して考える『バックキャスティング』という考え方が必要である。そして、それを進めていくには1人の天才よりも1万人の普通の人の集団であるクラウド(群衆)の知恵を活かすことが今後重要である。」と、子どもたち一人ひとりの活躍に大きな期待があることを知る機会となりました。
【第2部】学生の話を聞く(3名)
学部を選んだ理由や大学の講義内容そして大学では研究がメインで、これまでの小中高とは学ぶ姿勢が大きく違うことを知りました。
【第3部】学部別キャンパス体験
学部別に研究内容等について学びました。私は、宇宙地球探査研究センターの仲内悠祐博士から月面探査の取組についてお聞きしました。日本の研究技術が宇宙で活躍していることを知り大変驚きました。
【第4部】学食の体験
この体験は、玉川中学校のみのオプション体験でした。大学生と一緒に楽しく学食を体験しました。
ある統計によりますと、日本の若者は諸外国に比べて、「将来の夢を持っている」「自分には人に誇れる個性がある」と回答する割合が20ポイント以上低いという結果が報告されています。
これからの学校教育では、「どれだけ知識を覚えたか」よりも「自分が身に付けた知識・スキルを実際の社会や生活にある課題に対して、どのように活用したか」が重要となってきます。このような機会を通して知識・スキルが社会とどのように繋がっているのかを学ぶ機会は、今後も重要にしていきたいと考えています。
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