「うみのこ」に初乗船

　今年度、びわ湖フローティングスクール運営懇話会の委員を務めることになり、「うみのこ」に乗船する機会を得て念願の初乗船が叶いました。
　朝、8時すぎに浜大津港に停泊中のうみのこに乗船しました。
　そのあと、びわ湖学習を見学しました。甲板では、琵琶湖の水と水道水の透視度を測る実験が行われました。どうして水道水より湖水の方が濁っているのか？　その原因はこの実験の前に顕微鏡で見たプランクトンの存在であったと謎解きがあり、子どもたちはなるほどと頷いていました。
　そして、お昼ご飯は定番の「湖の子カレー」です。県産豚を使ったカツカレーで、なんとおかわり自由という魅力的な昼食です。そのほかに竹生島など展望活動を行ったあと、長浜港に到着しました。
　何十年かぶりに船上から眺める琵琶湖でしたが、改めてその大きさと、どこを見渡しても山に囲まれる滋賀県の特徴を実感しました。そして何より驚いたのは、私の子どもの頃、旧草津川の河口で遊んだ頃の琵琶湖に比べて、琵琶湖の水質が見違えるほど改善されたことでした。母なる湖・びわ湖を後世に残していくため、このような学びの機会の重要性を改めて感じた一日でした。