うみの子乗船事前学習、美術作品が和菓子に

　草津市立矢倉小学校(石井千鳥校長)の5年生を対象に、フローティングスクールうみのこ乗船前のびわ湖学習が行われました。
　授業は県地球温暖化防止活動推進員の3名の方をお迎えし、「生きているびわ湖」と題して行われました。地球温暖化によりどのような影響が出ているか、そして夏と冬のびわ湖の様子を生き物を通して学ぶことにより、びわ湖でも温暖化の影響が起こっていることを学びました。11月にうみのこに乗船しますが、この学習で学んだことを実際のびわ湖の湖上学習によってより深い学びになることを期待します。
　この授業のあと、草津市立草津中学校(山内健嗣校長)での美術科の授業を視察しました。美術が与える豊かさや社会との繋がりを考えることを目標に、草津市をPRする創作和菓子を考え、樹脂粘土によって食品サンプルを制作してきました。この作品をもとに叶匠寿庵様の御厚意によりオリジナル和菓子が完成し、この日はその試食会が行われました。
　草津市の花である「アオバナ」や地元の民族芸能「渋川の花踊り」の花傘を題材に、草津市をPRする4種類のオリジナル和菓子が出来上がりました。抹茶も点て、和菓子と一緒に和文化体験が行われました。私も和菓子を美味しくいただきましたが、中学生の熱い思いに応えてくださった叶匠寿庵様のお陰で実現した授業です。心より感謝申し上げます。