スクールESDくさつプロジェクト モデル校実践報告会
更新日:2024年1月31日
本市では、教科学習で身に付けた学力を将来社会に役立てられる人を育てることを目的に、令和4年度からスクールESDくさつプロジェクトをモデル3校(小学校2校、中学校1校)を中心に取り組んでいます。
1月25日にモデル校実践報告会を開催し、これまでモデル校での2年間の取組で明らかになった成果や課題を全小中学校のESD担当者と共有しました。
3校共通の成果としては、「子どもたちの学びに主体性が出てきた」「体験活動を通して自信を持ち、地域など他者の評価により自己肯定感、達成感が得られた。また教師も同様であった」、課題としては、「学校内ではできない学習であり、地域や専門家との調整や、つながりが負担」という声がありました。
そして、報告会の講師である東近江市立八日市南小学校の北崎裕章校長からは、本市の取組の方向性は国の教育振興基本計画に照らしても間違いはなく、学校での校内推進体制、そしてその中で推進力となるリーダーの育成を行うことが重要であるとの助言を頂き、その他にも具体的な示唆を丁寧にご教示いただきました。
今回の報告会を終えて、参加者からは、来年度から全ての小中学校においてスクールESDくさつプロジェクトを展開するための有意義な報告会であったとの意見が多くあり、市教委も引き続き伴走支援をしっかりと行う必要性を再認識いたしました。
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