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年頭の校長会

更新日:2024年1月11日

令和6年の初めての校長会があり、冒頭、元日に発生した能登半島地震により多くの人的被害、建物崩壊や火災など大規模な被害についてのお見舞いと、多くの尊い命が亡くなられたことにお悔やみを申し上げました。そして、次のとおり年頭訓示を行いました。

(令和6年年頭訓示)
最近の教育に関わる話題の中で、「対話」という言葉が様々なところに出ています。
滋賀県教育委員会発刊の「教育しが」令和6年1月号には「読み解く力を高め、わかった、できたにつながる授業づくりを進めています」という記事が掲載されており、「学級の仲間と話し合う活動を通じて、自分の考えを深めたり、広げたりすることができていますか」という調査項目が評価指標になっています。
また、ある教育情報誌に「対話を通した学校づくり」が各地で広がり始めている。大人同士、子ども同士、そして子どもと大人の対話が欠かせない。多くの自治体で「対話を通した学校づくり」の重要性に気付き始めた。こうした記事がありました。
そして、令和5年12月公表の文部科学省の「義務教育に関する意識に係る調査」結果によると、「学校で勉強する上で、こうだったらいいなと思うこと」の問いに「みんなで話し合って考えを深めたい」と答えた小学生が65.7%でトップで、中学生では51.5%で第2位でした。
このように「対話」についての重要性や子どもたちの願いを管理職としてしっかり受け止めて頂くとともに、これを校内の全ての教師に浸透させ、「対話を大切にした学校づくり、学級づくり」と「授業改善」の更なる充実に取り組むようお願いいたしました。
そして、令和6年度から全ての小中学校でスタートする「スクールESDくさつプロジェクト」も多様な人との関わりであり、他者との関わり合いの中で、共に学び、人間性を高めることにつながります。この取組は、日本の学校教育の弱みとされている「全ての子ども達が同じことを同じように出来るようになる」ことを導く過度な同調圧力を改め、子どもの自立した学習の確立により、自己肯定感や自己有用感そして自ら未来を切り拓く力や意識を育成することにつながるものです。
今年はこれらのことに挑戦してもらいたい。そして、令和6年が草津の教育にとって、そして皆さんにとって、天に昇る龍のように勢いのある年となるよう大いに期待し、私からの年頭訓示といたします。

お問い合わせ

教育委員会事務局 教育総務課 総務係
〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番30号
電話番号:077-561-2425
ファクス:077-561-2488

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