高穂中学校2年生いじめ問題学年サミット(デートDVから考える)

高穂中学校(作田まさ代校長)では、「デートDV」をテーマにいじめ問題学年サミット(人権学習)が行われました。2年生(10クラス約330人)が体育館に集合して、まず講師である助産師の黒岩帆姿さんから「デートDV」とは何かを学び、その後のワークショップでは、「カップルでキスしている動画をTikTokにアップした」

1. 2人はなぜこの動画をあげたのか？
2. 今後どのような事が予想できるか？

について意見を出し合いました。
生徒からは、

1. なんとなく遊び半分、ノリ、自慢や承認欲求など
2. 個人情報が漏れる、拡散される、ネットに残り続けるなど

といった意見が多く出ました。
デートDVには身体への暴力、心への暴力、経済的な暴力、性的な暴力があること、そして「された方が嫌ならデートDV」であると、いじめと構造的に同じであることを学びました。
心も体も大人になっていく思春期真っ只中の中学生にとって、身近なテーマでした。今日のサミットで得られた様々な視点からの議論や知識を活かして、これからの学校生活がより良いものとなるよう、生徒一人ひとりの自主的な行動・態度を大いに期待します。