学校訪問が始まりました

夏のような季節外れの気候が続いています。ゴールデンウィークも終わり、子どもたちも生活のリズムが少し乱れ、疲れが出る頃になりました。この時期に例年、県教委の人事担当者と市教委が合同で学校訪問を実施しています。私も同行し全てのクラスでの授業を参観し、子どもたちの様子や先生方の授業の進め方などを確認しています。
今日（5月15日）は3回目の学校訪問ですが、今日を含めて5つの小学校と1つの中学校を訪れましたので、まだ全体の3分の1が済んだところです。
昨年と大きく違うのは子どもたちや先生の笑顔など表情豊かな授業風景でした。マスク越しでは表情まで読み取ることが出来なかった頃に比べると、参観している私までが授業に参加しているような気持ちになりました。これまで制約のある中で出来なかった教育活動などを復活していかなければならないと強く感じたところです。
本市では昨年度、感染症の中でありましたが、教育活動を学校内に閉じないで地域に出掛けて、地域の様々な課題に地域の皆さんと一緒に子どもたちが主体的に関わる「スクールESDくさつプロジェクト」に取り組んでおります。この活動を通じて子どもたちには「人とのつながり」を作り豊かな人間性を育むと共に、地域社会の一員としての意識や行動力を身に付けることをめざしています。アフターコロナの中でこれまでにも増して地域の特性を活かして各校でしか出来ない特色ある教育活動の充実が図られるよう、市教委も連携する中で積極的な展開を進めなければならないと強く感じた学校訪問でした。