草津手をつなぐ育成会総会

コロナが5類相当になり、4年ぶりに「草津手をつなぐ育成会」の総会が6月17日に開催され、来賓として出席いたしました。
草津手をつなぐ育成会では、コロナ禍の中で様々な工夫を凝らして会員交流会、サロン、各種研修会、広報活動に取り組まれてきました。また市内の小中学校に毎月機関誌「手をつなぐ」を寄贈いただき、各校での教員の研鑽に活用させて頂いております。
近頃、障害があり支援が必要な子どもたちが増えてきていると言われていますが、知的障害や発達障害など正しく理解されていない状況がうかがえます。これからの時代はお互いが違いを認めて、一人ひとりが尊重され、認め合えることが大切です。そのためには、知的障害や発達障害について知ることがまず必要です。
「ヘルプマーク」というものをご存知でしょうか？これは援助や配慮を必要としている人が外見からは分かりにくいことから、周囲に知らせるマークです。障害の特性から様々な行動がありますが、そんな時はあたたかく見守る、もしくはサポートすることが重要です。
誰もが暮らしやすい共生社会の実現には、身近なところから違いを理解しようとすることが大切です。今日の総会に参加し、改めて学校現場で教員が正しく理解し、子どもたちへも正しく伝え、一人ひとりが尊重される教育環境をつくっていかなければならないことと、一人ひとりの多様なウェルビーイングの実現に向けた教育の推進が必要だと感じました。